手がけた建築の隣に車が突っ込み、そのとばっちりで損傷を受けたという報があり、心配になったので見てきた。
損傷は大きなものではなく、不幸中の幸い。
隣の店舗駐車場でブレーキとアクセルを踏み間違って突っ込んだとのこと。良く聞く話なので注意したい。
行く途中でも車が大破の事故。事故処理で渋滞していた。
四半世紀ほど事故は起こしてないが・・・こういう時こそ危ないと、肝に銘じる。
なにせ僕は、免許取りたて時に、2kmの間に3回ぶつけた事があるのだから。
実は思いがけないことで車の免許取得も苦労している。
当時、車にはそんなに興味がなかったのだが、苦労の末の免許はうれしかった。
大学1年の僕はホンダZ360cc、オレンジ色の軽自動車を10万円で購入。自宅が田舎だったので行動半径は飛躍的に伸び、気分は有頂天。
それからすぐの土曜日午後。友人4人とホンダZで街にくりだすことになる。これだけ大勢が乗るのは初めて。多少緊張気味となる。
走り出してすぐ赤信号。停車中に話が盛り上がる。直後サイドブレーキの甘さから車が後退、後ろの車にゴツン。少々勾配があったようだ。
幸い傷はなく後ろの人に平謝り、事なきを得る。
これで動揺。直後、左折の際に橋の欄干にバンパーを擦る。降りて皆で見るが、たいしたことはなかった。
さすがに友人も危険を感じ「だいじょぶ？」などの声。僕は動揺を隠し、平常心を装う。
しかし3度目はすぐやってきた。カーブでスリップ、ダンプカーに突っ込みそうになり、サイドミラーが接触。大事にはいたらなかったが、危うく大事故。5人は命拾いした。
すぐその場で運転を交代。
それからしばらくの間、友人は僕のホンダZに乗らなくなったことは言うまでもありません。
