2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

建築道(みち)30 ・・イタリーの衝撃

その昔、都市国家が乱立していたイタリア、行く先々の街が違う顔で、特に小さな街は個性的表情が際立つ。彼は夢中でカメラのシャッターを切り続けた。 バスは花の都フェレンツィから90km程のピサを廻り、シエナに向かう。 ピサは大聖堂で揺れるシャンデリア…

建築道(みち)29 ・・イタリーにランバダがこだまする

彼が持って行った革製大型旅行鞄はショルダー型のスーツ・ジャケットも入れられる優れもの。英国製メーカー品で物も良く格好も良い。しかし重く大きく邪魔になる。その鞄は自分で持つという前提にない、重すぎる。彼の家では、それは「使えない」や「無駄」…