2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

冬をまたいだ5つの現場 その5. 「果樹園の家」

果樹園にバスケットボールのゴールポストが立つ。 9年前お母さんの待つ福島に跡取りが帰ってきた。明るい音大出のお嫁さんと1歳の息子を連れて。息子が小学生になるとバスケットボールを始めたのだ。 しばらくして娘が生まれる。そしてお嫁さんが持つグラン…

冬をまたいだ5つの現場 その4. 「古里の家」

街場ながら信夫山と吾妻山を望む敷地。「古里の家」は、結婚を機に福島を離れていたクライアントがここでの拠点としてのセカンドハウス建築プロジェクトだ。亡き父母の面影、生まれ育った思い出と福島への思いを計画に込める。この様な方がいる限り、必ず福…

冬をまたいだ5つの現場 その3. 「縁側の家」

朝陽がダイニング・キッチンに差し込む、爽やかで元気な家を目指すプロジェクト「縁側の家」。内外の中間領域を縁側に求め、将来のためバリアフリーにも努める。クライアントの夢は巣立つ3人の子供たち家族との大宴会。ここがにぎやかな話し声や縁側を走る…

冬をまたいだ5つの現場 その2. 「12尺柱で光を!」

東西に長い敷地の南全体に伸びる2階建てアパート。東道路の向かいは5階建てマンション、西側には人気喫茶店の駐車場、と少々厳しい敷地周辺状況。 プロジェクト「12尺柱で光を!」は長い柱を使い高天井とし、上から陽を取り込む。さらに「コの字型プラン」で…

冬をまたいだ5つの現場 その1. 「伏竜の家」

4年越しプロジェクト「伏竜の家」がこの春完成予定! 家の中央にオープンキッチンのある「お母さんが真ん中の家」です。平屋型の計画に子供室と書斎が展望台になってます。