JC(青年会議所)現役時代は毎夜毎夜「30代は修練の時代で40代からが本番」などと語り合った。40歳を超えOBになってからもその繋がりは続いた・・
■2001年 聚家 L
同い年のクライアント一家が初めてと父母と同居のための家建築プロジェクト。2世帯は玄関ゾーンだけを共有しそれ以外は分離し、キッチンやサニタリーも各々に設置し、独立した世帯間のプライバシーを保つ生活が出来る計画となる。
■2004年 パティオの家
中庭を中心に住居、オフィス、ガレージを配置した中2階建て住宅。プライバシーを保ちながら明るく健康的空間を目指す。
■2005年 天山の家
高台にある住職の庫裏、2世帯住宅は瓦以外の屋根を希望される。玄関2ヶ所の計画に家族が集まりやすい建物の中央にみんなの食堂・居間を設ける。物置と住居を一体としてアプローチから家族空間が見えないようにした。
■2007年 つなぐ家
豪華さやスマートさでなく、武骨で味があり、携わる人々の意気込みが伝わる建築を造りたいと言う建築人たるクライアント。累々と続く生の流れの中で個々の生き様を映した「明日へとつなぐ家」が相応しく思った。
■2007年 アビリティ
北側に車2台分のビルトインガレージを持つスキップフロアーの家。敷地南側にある3.3mの水路があり、そこに居間食堂・小上りとつながる木製デッキを設け内と外をつなげた。さらに広がりを求め玄関からのデッキまで45度の斜めの動線とする。
■2013年 +αをつなぐ家
震災直後、原発事故により新規プロジェクトが軒並み無期延期となる。しかし震災2週間前から始まった本プロジェクトは止まることはなかった。放射能問題、ガソリン不足、断水等の混乱の中にありながらクライアントの「予定通り進めたい」という言葉がありがたく、心の支えとなった。
■2021年 義父母と同居の家
8年前建築「+αをつなぐ家」クライアントが父母との同居のためのスペース、さらに趣味の作業場と車庫を増築したプロジェクト。
■2023年 朝陽の滝の家
JC先輩がそれまで暮らした高層階にあるマンションから住み替えをする。一戸建てに住むための既存2×4住宅の大規模増改築プロジェクト。毎日さわやかな朝を迎えるため、居間・食堂間に朝陽の滝を設ける。
振り返ればJC入会して35年
あれは第2の青春だったろう
多くの雨と共に時が過ぎたが
気持ちはあの時のまま
友よ
Thank you so much. I appreciate.