青秋の詩

 先日の夜更け。とある酒場で、拓郎の歌を見知らぬ客と合唱する。10人位でだろうか。お店の方が「こんなの初めて」と笑ってていたような・・。そう言えば、何年か前にも同じような経験がある。たまたま隣同士になった客と拓郎の話で意気投合、盛り上がる。次の日、彼は事務所にやって来る。そして拓郎全集CD3枚を置いていった。彼は2・3日後に転勤で福島を離れるという。・・・どうも我々世代の男は拓郎の話に弱い。すぐ30数年前の自分に戻ってしまうのである。
 
 ここ数日、そのCDが車で流れる。その中に「青春の詩」がある。
 
・・・・・・・
ただ一つこれだけは言えるだろう
僕たちは大人より時間が多い
・・・
この貴重なひとときを 僕たちは
何かをしないではいられない
この貴重なひとときを 僕たちは
・・・・・・・
 
 いつの間にか、いわゆる大人と呼ばれる歳となった身で聞くと、少しおかしい。
それは、
 
・・・・・・
ただ一つこれだけは言えるだろう
僕たちは子供より時間が少ない
・・・
この貴重なひとときを 僕たちは
何かをしないではいられない
この大きな問題を前に 僕たちは
・・・・・・・
 
が、良いのでないか。
これも歳を重ねたからか。また同年代の拓郎ファンに聞いてみたくなった。
 
 
写真は大盛り上がりのプロジェクト福島盆踊りです。
  
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