福島でのレコンキスタを!

オランダ独立時のスペインは斜陽の時代と言えよう。
 アフリカ・ヨーロッパの接点のスペインは、古くから戦乱の歴史を歩む。特に8~16世紀まではイスラム勢力の支配下にあった。数百年に及ぶレコンキスタ(国土回復運動)により、1492年イスラム勢力の最後の砦グラナダキリスト教勢力が奪回する。特筆すべきはその後のスペイン。
 その勢いにのりスペイン大航海時代へ、そして多くの国々を征服し「太陽の沈まない大帝国」を築き、16世紀中から17世紀前半までのスペイン黄金期を迎える。800年間のイスラム支配での悔しさや挫折感をバネに造り上げた大帝国。その手法は決して褒められたものでなく、むしろ批判に値する。そのためか、繁栄は80年たらずで終焉する。
 重要なのは「屈辱や悔しさ」はエネルギーを生むということだ。福島はこの5年間悔しい思いをしてきた。また九州でも大きな地震が起きた。この不安や行き場のない怒りをバネにしたい。そして東北でも九州でもレコンキスタを進めて行きたい。
そんなことを春のスペインに思った。

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