「八重の桜」たれば

 今から146年前、会津中心の奥羽越諸藩は新政府軍に敗れた。賊軍の汚名を受け、会津は焼け野原になり、多くの悲劇が生まれた。何故か。京を守り、幕府を守ろうとしたからである。それから143年東日本大震災がおき福島県にて東京電力原子力発電所が事故を起こす。首都圏の電力供給を守ろうとしたからだろうか。この様は143年前に似ていると思えてならない。
 今も多くの人が福島を離れているが、146年前も多くの人が会津から離れていった。昨年の大河ドラマ「八重の桜」ではその後が描かれていた。それから多くの人が様々な場所で活躍した事を知った。歴史は繰り返すと言う。4年近く悔しさの中にいる我々は「八重の桜」になるべきであろう。これから福島県人は世界中で活躍する時が来ると思うと楽しみでならない。