今日はあたたかい。しかしoffice周辺には緊張が漂う。早朝からガス関係車両・関係者がそこ彼処に待機。
都市ガスが6Cから天然ガス13Aへと切り替わるのである。
昨年冬、北海道北見市で都市ガス漏れによる一酸化炭素中毒事故。
石油ガスには一酸化炭素が含まれ、不完全燃焼が起きなくてもガス漏れによる中毒が発生しやすい。
今日は、その今ではあまり使われてない石油ガス6Cが、より安全な天然ガスに切り替わる記念すべき日だった。
一概に切り替えと言っても、ガスの種類を換えるだけではない。
切り替え地域のガス器具すべての燃焼部を天然ガス用に取り替えなくてはならない。各戸のレンジ・オーブン・暖房機・給湯器と数も多く、たいへんな作業であることは想像できる。
我が家では昨年末、給湯ボイラー故障、交換。全自動タイプ希望だったが、6Cにおける機種がなく、全自動を断念、自動タイプとした。その時はあと3ヶ月持てば良かったのにと思ったが、今ではその少し手の掛かるボイラーにも慣れてしまった。そのボイラー燃焼部分も交換しなければならない。
AM8:00ガスストップ。朝風呂習慣のある身、その時間は二日酔いでもなければ問題はないのだが、なんとなくワクワクする。
問題は昼食。外食とも考えたが、春休みで帰ってる娘と電気オーブンにより好物のピッツァを作るというので自宅での昼食。つかの間のガスのない生活に浮かれ、昼食時にガスの話題で娘にひんしゅくをかいながら、ガスストップもなかなか良いものだなどとも思う。
PM15:00自宅燃焼器具交換。工事人の説明によれば・・天然ガスは吹き出しが多いので、噴き出し穴が小さいとのこと。
夕方、調理に違いがあるかを聞くと、違いは感じられないとのことで、ちょっと拍子抜け。
炎の色とかは?と、くどく聞くが変わらずであった。
今までガスの種類6Cを何回聞いても忘れ、切り替え工事によってやっと覚えられる。そんなこともあり、いざ切り替わると淋しいような・・妙な気持ちにもなる。
でも、少し安心になった周辺地域です。
聞く所によると、工事には県外からも応援に来て頂いたそうで・・ガス工事関係者の皆様、お疲れ様でした。
写真はクライアント作成「この春ピカピカ一年生、建物壊す」の写真です。本文とはまったく関係ないのですが・・・。
追伸 後日に実際使ってみると、天然ガスは6Cより炎が長いと思いました。