街の中央に29万都市福島のシンボル信夫山。
周囲は市街化されており周囲の山々からは取り残されたかのようである。
昨年、信夫山の北側麓部分で小猿1匹を目撃。噂では聞いていたが福島に住んで25年、初めての目撃。
小猿は山から下りてきて、我車が走る車道を横断、人家の屋根に消えていった。
一方、当事務所は信夫山の南の麓。JR福島駅よりほろ酔いの足で20分の位置にあり、繁華街から比較的近い。
そんな場所で野生のハクビシンに出会うなど誰が予想できるだろうか。
事務所南窓と平行に高さ100cm、巾12cmの古いブロック塀が並ぶ。その高さが手ごろなのか、はたまた年季のはいり具合が良いのか、近所のネコが良く通る。
他に雀を中心とした小鳥、カマキリ、カナヘビ、アリ等々・・ペットのリスなども通ったりする。
台風9号接近の前日朝8:20。
南窓のブラインドを開け、コーヒー片手に真夏が戻ってきたような光線に光る草木を見ながら、前回のブログで夏の終わりの寂しさを書いたばかりなのに、この有り様などと考えていると・・
ブロック塀上を黒い犬が通る。
塀を渡るとは余程器用な犬かと注視。
・・・・・鳥肌が立つ。
猫背の犬?なのである。
これって・・もしかして・・ハクビシン?。
田舎生まれの小生だが。野生のハクビシンを見たことが無い。
正確には赤ちゃんハクビシンを野生動物専門獣医宅で見たことがあるが、白かったような記憶がある。
最近、実家周辺ではハクビシンが悪さするという話を聞くが、幼少の頃はいなかったような?。
もしかして夜行性のため出会えなかったのかもしれない。
大人の野生のハクビシンとは初めての遭遇。
それもこんな所で?そんなことあるの?。
自分に「落ち着け!」と言い聞かせながら、再び確認。
目から鼻にかけての白い線。間違いなく彼はあのハクビシンである。体調約60cmしっぽ別。
男女の区別はつかない。
僕は報道カメラマンとなり彼を追跡。
撮影に成功したのがこの写真。
家神が近所の人に話すと、
「この娘と間違えたのでは?暑いんで毛を切ったので・・。」と、大柄の虎刈り白猫を連れて来たということ・・・。
「ハクビシンは白でなく黒です」と今度写真をお見せしようと思ってるところです。
追伸 何枚か写真があるので遊びに来られたらお見せします。