ドングリと熊

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 散歩してると、ドングリだらけの道。今年は木の実があまり取れず、熊の出没が多発だそう。
そういえば数年前、熊にでくわしたことがある。

 登山ブームだが山で育った小生、いまさら山などと思っていたが、40代半で初めての尾瀬尾瀬ヶ原に一泊。早朝、朝陽を胸にしまおうと木道を歩く。脇の茂みがガサッと、熊が飛び出す。その距離5~7m。熊は向かってくることなく、木道を飛びぬけ直角方向に逃げてくれ大事にいたらず。朝陽でなく、熊の後姿を胸に刻むこととなる。

 今秋、熊肉を頂く。
「熊鍋は灰汁を良くとる」という料理方法しか教えられず、醤油か味噌かなどと考えてる間に1ヵ月経過。いよいよ決断の時と友人を呼び、味噌味の熊鍋パーティーをする。なかなか淡白でおいしい。ウサギの味に似てると思ったが、人には通じない。その後10時間も飲み続け、そちらの衝撃で味も忘れかけていた。

 ドングリの道で・・今、出くわしたら復讐されないだろうかと思う。鍋の臭いがしたらマズイ。この秋はドングリの道と山中には行かないこととする。

 写真は小生を笑っているようなロンシャンの教会の窓です。