本宮・郡山の古い建築

本宮・郡山の古建築。
蛇の鼻御殿、本宮映画劇場、開成館、開拓官舎、旧尋常中学校本館。
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 面積10万坪の蛇の鼻遊楽園、その中に明治末期の豪農が別荘として建てた「蛇の鼻御殿」。玄関の屋根破風や柱に日光東照宮を彷彿される精緻な彫刻、各部屋には狩野派障屏画や著名人の書などが残る。また黒柿だらけの階段ホール、1枚欅板の廊下など貴重材料が多用され、当時の繁栄が偲ばれる。
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 昭和の香りが色濃く残り、館主が魅力的な「本宮映画劇場」。不定期に今でも映写会を続け、昭和ノスタルジーを感じる懐かしの映画館は、最近マスコミ登場の機会も多い。
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 本宮映画劇場内部。1957年製カーボン映写機による館主編集映画は昭和エロチシズムを醸しだす。
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 1874年(明治7年)に郡役所として造られたの開成館はなんとも不思議な雰囲気の建物。それまで欧州の建築を見た事の無い明治大工さんが作った擬洋風建築。
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「開成館」敷地内には開拓入植者住宅や開拓官舎が3棟移築復元されている。少し綺麗すぎるかも・・。
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旧尋常中学校本館は国重要指定文化財。明治の代表的洋風建築で、今は歴史博物館になっている。