左下観音堂

 会津鶴ヶ城から10kmほど南に左下観音堂(さくだりかんのんどう)があります。今度、県文化財指定になるとのニュースをみ、それまで知らなかったため行ってきました。会津美里町になります。少し分かり難いところで、周りに人家もありません。
 
 建物も雰囲気もなかなか、一見の価値はあります。眺めも良い。
しかし、ちょっと恐ろしいです。
 先週夕方16:00頃一人で行きました。滞在1時間15分の間に1人しか人はきませんでした。その一人は報道関係の方でした。
 
 彼に「一人でいると熊が出てくるんじゃないかと思いハラハラしました」と言うと、
「そうですねー、下の沼で熊が泳いでるとの目撃情報が良くありますからね」と。
「えっ!・・・・・」
 
 行く場合、熊除けの「鈴」を持って行くべきです。
 
 また、写真のような洞窟もあります。
この夏56歳になりましたが、洞窟内の赤い服を着ているお地蔵様は直視できませんでした。
 
 観音堂に祀ってあるのは無頸観音(くびなしかんのん)です。
 
 お堂前掲示の説明文には・・
「延長(923-930)のころ、越後の人が無罪の罪を受けこの観音堂に逃れきて救いを求めていたが、遂に追っ手に捕えられて打ち首となった。その首を越後に持ち帰り、主人に見せたところ、観音の石首であったという。それから無頸観音と呼ばれるようになったと伝えられている」
と書かれてます。
 
 あまり夕方一人で行くことはお勧めできません。
 
 延文3年(1358年)大修理がされ現在に至ってるとのこと。
なかなかの建物です。
 
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