モルゴーア・クァルテット

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 毎年この時期、彼らはやって来る。

 彼らは毎年、梅雨の鬱陶(うっとう)しいころに福島で爽やかな音楽を奏でます。この時期、何年も聞きに行っていると、季節の風物詩になってきます。
もう15年ほど毎年。

 福島は音楽県です。特に合唱のレベルは高く、全国大会では常にトップクラス。

 かと言う僕も、数十年前は合唱部。
一時はロックバンドのボーカルを志したことも。。
しかし時は無常。あの頃のウイーン少年団並みの高音(自分的には思ってた)はどこに行ったのやら。
酒か、はたまたタバコのせいなのか。それともDNAのいたずらか。
へたくそになりました。
そんなことはどうでも良いのですが・・・。

 彼らのレベルは高く、その音楽といえば素晴らしい。普段あまり耳にしない前衛音楽も教えてくれます。
今年の演奏はドヴォルザーク、林光、ベートーヴィン。

今年のドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第8番Op.80B.57では彼らの上に天使が見えました。

 梅雨の4人。

 彼らは荒井英治率いる モルゴーア・クァルテット。
 
 あんな建築を造りたいものです。
 

 写真は少し前のでないかと思います。