「私は今日まで生きてみました。・・・明日からもこうして、生きていくだろうと」
今年、拓郎のつま恋でのラストソング。
26歳で作った曲だそうです。
僕はいわゆるフォーク世代です。陽水、グレープ、かぐや姫、松山千春、泉谷しげる等々が出てきた時に多感な時代を送りました。
元来フォークはメッセージソング。少年時代のバイブルだったほどに聞いた僕は、その後遺症か話がくどくなってしまいました。(関係ないかもしれない)
その中、拓郎の歌はメッセージ性が薄く、純な少年の心には響きません。
しかし31年ぶりつま恋コンサート。
拓郎、闘病をへて60歳。集まった35,000の観客も年を重ねる。その放送をたまたま見、これは浪花節だなと思いつつ、、マイブームとなってしまう。
当時ただ感情をぶつけている様に聞こえた歌が、良い大人の歌になったように思えました。
こんな風に造りたいものです。
「建築なんて ラララララ・・・・」。
写真は雨の群馬美術館。