32年前の資格

 

 この春、宅地建物取引士の登録をする。

 

 古い話で恐縮ですが、32年前の1987年、まだ20代の頃に宅地建物取引主任者という資格をとりました。当時は不動産の勉強のためで、その資格を使う予定はありませんでした。そんなこともあり登録料3万円は痛く、資格は宙に浮く放置状態となりました。

 

 放置状態が長引く間に法律が変わり、いつの間にか資格名も宅地建物取引士と変わり、合格時なかった登録条件に実務経験2年が必要になっていました。実務経験はありません。ますます登録が遠のきます。そんなこんなで昨年秋、ふとしたことから32年前の合格がいまだ有効である事を知り驚きました。そこで合格証書を捜索、ハードルを乗り越えてみようと思ったしだいです。

 

 実務経験がない場合、1カ月の通信教育と2日間の講習と試験が必要です。それらをこの冬にクリアーして(講師に32年前の合格に驚かれながら)、3月に無事登録出来ました。講習料2.2万円、登録料3.7万円になっていましたが、久しぶりの資格勉強は新鮮で、達成感も沸き刺激的でした。暗雲がはびこる昨今、空き家問題に一石を投じる事が出来れば良いなぁ~と思ってます。

 

 是非「やれる事は今やる」「大事な事にはケチらない」という教訓に。登録に32年もかかるようなことがないように。

 

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