今宵から 駅前ミュージアム vol.2 がスタート!

夕方、福島駅前を注目下さい!!

本日3月2日(月)日没からJR福島駅前にて「駅前ミュージアム vol.2」がスタート、4月末までの予定で毎晩放映します。

 

駅前ミュージアム 」は

WE MAKE A CHANCE TO THINK ABOUT FUKUSHIMA.

IT WILL BE A PLACE WHERE YOU CAN FEEL THE SEPARATION

AND THE BIRTH OF REDEVELOPMENT.

「私たちは、福島のことを考えるきっかけを作ります

ここは解体の別れと再開発の誕生を感じられる場所」

とし、福島駅前を盛りあげる!ためのプロジェクトです。

 

内容 :  vol.2

1.ふくしまからエールめし

福島市の飲食店8店がまちにエールを送る動画(×2種)

楽曲提供&うた:山崎明保さん「栄冠は君に輝く」(作曲:古関裕而 作詞:加賀大介

 

2.RUN RUN FUKUSHIMA 

福島各地をゆかりのあるキャラクターがバトンをつなぐアニメーション

 

3.フクシマノキオク

うさ坊・うさ爺のほかに、福島市の鳥シジュウカラのマスターと白鳥の若人が出演(×5種)

5つの百貨店を振り返ります

 

4.FUKUSHIMA EVENT NEWS・・・イベント情報

 

方法 :  ムービー外壁面投影

場所 :  旧中合2番館(平和ビル)外壁
       福島市栄町8-1(JR福島駅徒歩2分)

投影時間 : 日没~21:00毎日

提供 :  ㈱ SKコーポレーション
運営 : ㈱ぶらっとWeb放送
企画・制作・撮影 : A&D遠藤設計 担当DESIGNER 遠藤知里

 

福島のシンガーソングライター山崎明保さんの歌にのせて福島からエールを届けます。

 

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豊吉はほどほどに

結婚した時、とんでもないものを貰った。いや、預けられたが適切だろう。

 学生生活が終わった年に結婚した。若気の至りと言うことでもないが、いろいろな出来事からこうなってしまった。今思うと、建築家としては結婚が早い部類にはいるだろうが、建築修行に集中でき決して悪い事ではなかった。問題なのは、その時に親から預かった「豊吉(とよきち)」にあった。結婚を決めた二人を前に「めでたき事なので豊吉をやるので子供ができたら名付けるように」と言う。それはあたかも結婚の条件のようでもあり、無茶苦茶な話とも言える。

 「豊吉」とは実家が多少経済的に良かった時代、3・4代前の二代に渡る名前。特に4代前豊吉は一癖も二癖もあり財を成し(財を成したと言ってもたいしたものではない)、一方3代前豊吉は温厚で皆から好かれた人物であったと言う。これは一族内では語り癖になっており、ようは縁起の良い名前で、一族的には由緒ある名前となっている。

 聞き慣れている名前であり聞き流したが、初めてその名前を聞いた婚約者は多少動揺した。後にそのいわれを教えたが、意味が分からないようだった。そして曖昧なまま結婚した。その2年後に長女が、3年遅れて次女が生まれた。さすがに女の子に豊吉はない。自分は3人目を望んだ。しかし、それまでの家事や子育てに対する態度・行動が問題となり、拒否されてしまった。言い訳になるが、その時は自分が建築修行まっしぐらの時期と重なる。

 そんな事で、幸いにしてこれまで名前問題は浮上しなかった。しかし時折「豊吉」が思い浮かぶ。なんせ由緒ある名前だし、この時代けっこういけるかもと思う。そこで娘達がある年齢になった時、この「豊吉」の話をし「どちらか先に男の子ができたら、豊吉をあげる」と話してある。娘達がなかなか結婚しなかったのは、これがあったのかもしれないので、この話題はほどほどにしよう。

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名前の話

名字で呼ばれる事はあまりない。幼少から特殊で古風な名前と付き合っている。子供の頃からこの名前だった自分は、様々な場面でいろんなことが起きた。そんな半生を送り、のちに事務所名も名前を入れることにもなり、昔は嫌だった名前が今ではけっこう気にいっている。

 忘れられない事があった。学生時代、演劇部の助っ人で劇に出演した。安部公房原作劇の大作で本番前は3日程度徹夜になるほど情熱を傾けた。当日になる、客入りは上々。開演は暗闇の中、出演者・スタッフの紹介から始まった。嫌な予感がした。僕はアナウスの女性と面識がなく、彼女も助っ人だったのだ。予感は的中した。アナウスは自分の番に来てピタッと止まった。「遠藤・・・エッ!・・これ何?・・」・・・「シセヨシ?」ゴタごたごた・・そして椅子が倒れる音。しばらくして「ちよきち!」と流れる。それまで「シーン」と静まり返りかえった会場が大爆笑となった。結局それはその演劇の中で一番受けた場面となる。その時会場に現女房もいた事をつけ加えておこう。

 結婚して2人の娘ができた。古風な名前は相変わらず影響を及ぼす。一時、次女は「チヨキチ」とのあだ名。そしてたびたび二人は「知世吉さんの娘さん」と呼ばれた。それは自分としては当たり前の事で、なんの違和感もなかった。ところがである。娘が大人になってきた昨今、自分自身が「○○さんのお父さん」とか「△△さんのお父さん」と呼ばれる事が多くなってきたのだ。娘の知り合いなので当然と言えば当然だが、自分は慣れていない。

 ある時、娘の友人達が「○○さんのお父さん」「あー△△さんのお父さんですか」などと言う。思い起こせばその時は酒も入っており、彼らに自分が名前についてどんな半生を送ってきて「娘のお父さんと呼ばれるのにいかに慣れていないか」を話した。そして、今度娘達に会った時はぜひ「あー知世吉さんの娘さん」と言って欲しいと頼んだ。

 しばらくして「知世吉さんの娘さん」と呼ばれた!などの声。そうかそうかと思っていると、だんだんエスカレートして「○○さんのお父さんの知世吉さんの娘さん」と呼ぶ人も出てきたりして、訳が分からなくなり、「知世吉さんの娘さん」計画はやめた。これも娘達が成長した証だろうなどと思っていると、「あなたはぜんぜん成長してない」などと思わぬ方面から批判が沸いてきた。

 

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「駅前ミュージアム(博物館)」

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中合2番館外壁ムービー投影JR福島駅側

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中合2番館外壁ムービー投影13号線



A&D 遠藤設計 作成ムービー
   「駅前ミュージアム(博物館)」プロジェクト始動!!

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ロゴ

福島駅前を通る際ご注目下さい!!

12月7日(土)16:30からJR福島駅前にて「駅前ミュージアム」がスタートしました!

プロジェクトを通し福島の記憶・いま・未来をみつめます

 

コンセプト文 :
WE MAKE A CHANCE TO THINK ABOUT FUKUSHIMA.
IT WILL BE A PLACE WHERE YOU CAN FEEL
THE SEPARATION AND THE BIRTH OF REDEVELOPMENT.

私たちは、福島のことを考えるきっかけを作ります
ここは解体の別れと再開発の誕生を感じられる場所

 

内容 :  第1節
  ①フクシマノキオク・・・電車編3話
  ②DAYS ・・・今の福島の風景
  ③福島の台所・・・イカにんじん編
  ④FUKUSHIMA EVENT NEWS・・・イベント情報
    内容は定期的に更新します

方法 :  ムービー外壁面投影

場所 :  旧中合2番館(平和ビル)外壁
       福島市栄町8-1(JR福島駅徒歩2分)

投影時間 : 冬季16:30~21:00毎日(夏季19:00~21:00毎日) 

大きさ :  14m×15.75m
 
提供 :  ㈱ SKコーポレーション
撮影・運営 : ㈱ぶらっとWeb放送
企画・制作・撮影 : A&D遠藤設計 担当DESIGNER 遠藤知里
出演 : 遠藤悦子

ウサギ坊やもまってます。
ご感想をお聞かせ下さい。

 

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フクシマノキオク

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DAYS ・今の福島の風景

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福島の台所

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福島の駅前をムービーで彩ります

 

A&D 遠藤設計のご挨拶

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拝啓

里山が紅く喜びに輝く頃。

皆さまにおかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。

 さて平成元年に開設した遠藤知世吉・建築設計工房も30年を迎える事が出来ました。これまで皆さまに多くのご懇情を賜り、誠にありがとうございます。

 このたびデザイナー遠藤知里を迎え、新たに建築設計と共にプロダクト、グラフィック等のデザインを手がける、

総合デザイン事務所「ARCHITECT&DESIGNER 遠藤設計ad-endo.com

として生まれ変わることになりました。

豊かな変化を提案し「建築・デザインの追求」「地域の発展」「福島からの発信」のために努力する所存です。

 今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

敬具 

2019年11月吉日

ARCHITECT&DESIGNER 遠藤設計

代表 遠藤知世吉

 

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野武士建築家事務所が変わります!

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 平成元年に開設した遠藤知世吉・建築設計工房も30年を迎えることができました。これも皆さまのお力添いの賜で、深く感謝申し上げます。

 これを機に来る11月より

 総合デザイン事務所「ARCHITECT&DESIGNER 遠藤設計」

として生まれ変わる事になりました。

 これまでの建築設計に加えプロダクトデザイン、グラフィックデザイン等を手がけ、

デザインを通し笑顔を届けたく思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

https://www.ad-endo.com/

11の奇跡!

 娘が2人いますが、ここ数年たて続けに結婚しました。それまでは、娘が家に旦那候補を連れてきたら、気にいるいらないは別として、何が何でも「大反対!」しようと思っていました。本気度を試すためにも父親が壁になるべき・・と思ったからです。しかし、なかなか連れてきません。情報漏洩があったのかも、、とも思ったくらいです。

 しびれを切らす寸前で志を忘れそうになった時に、まず次女が連れてきました。きた、キタ、来たぁ!、待ちに待ったスチュエーションだぁ!。「時は今!」と思った瞬間、次女が秘策を出します。「彼は11日、生まれなんだ」と言う。「えっ!」。次女は策士でした。

 実は、僕も女房殿も11日生まれ。結婚式記念日も11日。おふくろの誕生日も11日です。そんな事で我が家では「11日」には妙な思い入れがあります。なので、つい、「それはなんかの縁だなぁー」などと言ってしまう自分がそこにいました。

 次の年、今度は長女が連れて来ました。「実は、彼の誕生日も11日!なの」。頭の中で稲妻が走り、ベルが鳴り響きました。「それは凄い!」などと、つい口走ってしまい、まったくお手上げ状態になってしまいました。自分にとっては2年連続の11日の敗北感を味わうことになってしまったのです。そんなこんなで我が家では、12か月のうち6カ月は何かの記念日となり11日は特別な日となっています。

 最近では次女が「私は※4月15日だから、15-4は11日、お姉ちゃんは※5月27日で(27-5)÷2は11日」と、こじつけ的な解釈も出てくるしまつです。そして、そんな我が家の11日の偶然を「11の奇跡!」と命名しました。

 

※印月日は仮月日です。

 

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